朝日住宅リフォーム

愛と幸せの暮らしに

壁付けだったキッチンを対面式に変更し、カップボードとともに設置しました。システムキッチンは通路を確保することを考えると幅が限られており、またコンロ側に鉄骨の柱が通っているために、柱型欠き加工をしてキッチンを納めています。
ライン取っ手にこだわって選んだというキッチンは、LIXILのリシェル。扉色にはベージュがかった白を選び、窓に設置したベージュのロールスクリーンとコーディネートしました。
また、キッチンの窓付近は特に油汚れがひどかったため、出窓台や窓ガラスも併せて交換しています。

リビングダイニングの床は箇所によってたわみが出ていたため補強をし、明るい色合いのフローリングを増し張りしました。
これまでキッチン横にあった洗濯機は、奥様の「洗濯物を干しやすいように、ベランダに近い方がいい」というご希望により位置を移動。それに伴い台を10cm上げることで排水の勾配を確保しました。また、洗濯パンと洗濯機上部の収納棚も併せて新設しています。

客間として使うこともある12畳の和室は、畳と障子を交換しました。畳縁には壁や畳と同系色の色を使うことですっきりと品のある印象のお部屋になりました。

居間としても使用している6畳の和室は、畳・襖・クロスを一新しました。襖や畳縁はピンクで可愛らしい雰囲気に。

寝室として使用している8畳の和室は落ち着いた印象に。窓まわりは障子からカーテンとロールスクリーンに変更しました。
部屋毎に畳の縁の色や模様を変えているのが奥様のこだわりポイントです。

以前はカーペット敷きだった階段。カーペットを剥がし、リフォーム用の階段を上張り施工しました。
踏板には滑り止めも付け、落下の危険も軽減。聚楽壁で下地がないところに取り付けられてグラグラだったという手すりも下地を入れ頑丈に。安心して上り下りができる階段になりました。

以前の洗面台は小さく、使う時に腰に負担がかかっていたといいます。
今回はサイズアップをしゆったりと使える洗面台を設置しました。全面に窓がある都合上、鏡は側面に。鏡裏に収納があるタイプながら、邪魔にならない薄型のものをご提案しました。
また、浴室自体は変更していませんが、浴室ドア部分の白アリ被害が大きく、ドアを取り換えることに。洗面室から浴室入口にかけては床を全部外して床材の張替えを行いました。

洗面室を広げた一方、トイレはスペースが限られてしまったため、スペースを少しでも確保するように押し入れ側の壁を薄くしています。
また、省スペースや掃除のしやすさを考えてタンクレスのトイレを設置。明るい花柄のクロスを選んだことで空間のコンパクトさを感じないトイレとなりました。

リビングドアをガラス入りのものに変更したことで以前よりも明るくなった廊下。廊下には元々収納棚がありましたが、そこに折戸を取り付けたことで雑然とした感じがなくなりスッキリとしました。

トップコートも防水も取れて下地が見える状態で防水効果がほぼなくなっていた陸屋根の屋上。それが雨漏りに繋がっていて、躯体部分の鉄骨も腐食し穴が開くまでになっていました。そこで穴が開いた鉄骨は補強をし塗装、屋上もウレタン防水を施しました。
また、以前このお家が工場だった経緯から屋上にはクーリングタワーなどいろいろなものがありましたが、現在は使用されていないため一掃をし広々とした屋上になりました。