1056万円
「ルーフバルコニーが大きく、実質的な専有スペースが広いことがこの部屋を買った理由の一つでした」と語るのは結婚を機に新居を購入したM様夫妻です。M様が話すように、このお住まいのルーフバルコニーは一戸建てが建ちそうなほど大きく、その見晴らしの良さは目を見張るほど。そして多方向から光の入る明るい邸内にはゆったりとした間取り。住環境もよく、「この辺りでは珍しく自走式の駐車場があることも魅力」だそう。
「このマンションの使い勝手のよさはよくわかっているんです」と奥様が話すのは、同マンション内にこれまで奥様が20年以上暮らしてきたご実家があるためです。
これから夫婦2人で暮らす新居を、と考えていた時にタイミングよくご実家の上階が売り出されたことを知り、お部屋の内見が始まった週末にはすぐに購入を申込み、とんとん拍子に購入が決まりました。
リフォームの依頼先は迷うことなく朝日住宅リフォーム一択でした。
というのもご主人はご親族ぐるみで何度もリフォームを依頼してくださっているリピーター様。これまで4軒の建物をお任せいただき今回で5軒めのリフォームです。
M様がここまで全幅の信頼を寄せてくださっているのは、12年前に初めてリフォームをお任せいただいたご主人のご実家の一戸建てリフォームがきっかけでした。
「当時はリフォーム会社3社で検討をしていました。その時に朝日住宅リフォームさんからだけ、家の状態や数年前に実施した浴室リフォームの問題点について指摘を受けました。担当の藤井さんはカタログベースの提案をする他社とは違い、現場経験もあるため施工の視点も持ち合わせていて、地に足のついた提案をしてくださる方。家の防水の重要性などを説明いただいたことが今の信頼につながっています」
今回のリフォームの中で大きく仕様を変更したのはご主人の書斎スペースとして設けたリビングダイニング横のお部屋。元々和室だったスペースを洋室化し、袖壁を解体することでリビングダイニングとフラットにつながる空間となりました。壁が抜けて空間が一体となったことでこれまでよりもリビングが広く感じます。
一方で、書斎として使う際にはお部屋を間仕切り、個室として独立させる必要があります。また「今後の家族構成なども考えると、在宅でミーティングをするときに備えて書斎は鍵を閉められるようにしたいと要望しました」と話すように、プライバシーの確保も重要なポイントでした。
そこで担当者が提案したのは鍵が付いた折れ戸の間仕切り。3枚の折れ戸が独立しているため自在な操作が可能で、全開放時にはコンパクトに格納することができます。パネルは中央部分にしっかり目隠しができる木目調パネルを採用しながらも、上下は光を通す半透明のフロスト調パネルを選び、閉め切った時でも明るさや開放感が損なわれないように配慮しました。
「リビングとの一体感と書斎としての機能性が両立できたのがすごくいいですね。まさに要望通りのものを提案してもらいました」
12年前にご実家のリフォームをした際には当時の最新設備を目の当たりにして感動の連続だったというご主人。今回のリフォームでも「最新鋭の住宅設備を体感したい!」という思いが強かったそう。
「住宅設備の進化ってすごいですよね。数年前に実家で浴室をリフォームして、トクラスのユニットバスを入れたんです。今回も同様にトクラスのショールームに行ったら、当時は有線接続だった浴室スピーカーがBluetooth対応になっていたのには衝撃を受けました」とご主人。
奥様も、「私はこのマンションの新築時から住んでいるから、20年前の設備で止まっているんです。だからより今の設備はすごいなと驚きました。そして、その設備を自分で選べるというのがすごく楽しかったですね」とショールームでの設備選びをご夫婦ともに楽しんだご様子。
なかでもキッチンはショールームで2時間以上かけて仕様を選んだ思い入れの強い場所です。
ご夫婦が選んだキッチンは意匠性と調理性にこだわって設計されたトクラスの『コラージア』。奥様が望まれた、手が汚れていても衛生的に使えるタッチレス水栓やノズルを引き出して水を流せるシャワーノズル、キッチンまわりの小物を浮かせて収納できてお手入れらくらくなハイバックカウンターのハンガーアイテムを採用して、シンクや天板はご実家のリフォームでその良さを実感した人造大理石に。食器収納棚は食器の一時置きに便利なスライドカウンターを付けて、災害時の揺れに備えて扉は引き戸にして…とM様は多彩のプランの中から実際の生活を想定してひとつひとつ機能を選定していきました。
さらにご実家のリフォームで食洗機の“とりこ”になった旦那様は、メーカーの担当者と食洗機の良さについて語ったそうで、「食洗機は最初に大きなものを入れるかどうかで分岐があるんですよね。最近は舶来ものや国内メーカーでもフロントオープンのものが出ているけど実際どうなんだろう?と盛り上がりました」と、インタビューでも熱がこもる話しぶり。結局、容量や乾燥機能を重視しリンナイのスライドオープンタイプの深型食洗機を入れたといいます。
リビングから廊下を通り玄関を挟んだ奥のお部屋まで視線がまっすぐ抜けるのが気持ちよいM様宅の間取り。その抜け感の良さを活かして、床のフローリングを一直線に張り空間につながりを持たせました。奥様はこのリビングからフローリングがまっすぐと伸びる光景が一番のお気に入りだと話します。
「床を剥がさなくても重ね張りでこんなにきれいになるなんてびっくりです。ズレなくきれいに仕上げてもらったので、リビングから見た時にフローリングが向こうの部屋までまっすぐ続いていて、見ていてすごくいいなと思います。」
内装材についてはお部屋ごとの特性に合わせて選んだこともご夫婦のこだわりでした。
たとえばリビングに付けたカーテンは「完全に機能面重視」だったといいます。陽当たりがよく窓も大きいリビングは、日差しや外気温の影響を受けやすいため、冷暖房効率を考えて遮光・遮熱機能が高いカーテンを選びました。また洗面室やトイレは「吸湿」「抗菌」「消臭」などの効果がある床材やクロスからチョイスしています。
前回のリフォームでの「あの時ああしておくとこうだった」「こうしたことでこうなった」を活かすことができたというM様。
これまで奥様が暮らしてきたからこそわかるマンションの良さ。そして、これまで何度も身近でリフォームを体験してきたご主人がいたからこそできた、機能性を追求した快適なお住まい。ご夫婦それぞれの経験が活かされた理想の新居が完成しました。
M様はこれまでご実家や妹さん宅、親御さんの事務所など家族ぐるみでたくさんのご依頼をいただき13年来のお付き合いとなるお客様。今回はM様のお母様より「息子が結婚することになり…」とご連絡をいただきリフォームが始まりました。その後M様との打ち合わせもとんとん拍子に進み、お声がけいただいた1ケ月後にはご契約をいただきましたが、その時期の私は複数の工事に掛かりきりになっており、工事の着工を3か月お待ちいただくことになってしまいました。しかし、M様より「引っ越しの時期は決めていないため、工事時期は合わせられます」と寛大なお言葉をいただき、大変助かりました。ご配慮に感謝いたします。
工事は搬入・搬出など苦労した面もありましたが、私からおすすめした提案を気に入っていただき、元からいいお家が、リビング—元和室の一体化や最新の設備でより素敵なお住まいになりました。
改めてM様ご夫婦には心より感謝申し上げます。
お電話やWeb、ご来社などお客様のご相談しやすいスタイルで、
お気軽にお問い合わせください。
ご主人は担当者について「もう長い付き合いになりすぎているから今更コメントはないかなぁ…」とぽつりこぼしたものの、「藤井さんは実際の使い勝手に即した提案をしていただけるので、いつも助かっています。それから、動きがとにかく早い。相談をすると「見に行きます」とすぐ来てくれるからそのフットワークの軽さにはいつも驚きます」と評します。
「今も実家の玄関ドアを交換する話を藤井さんとさせてもらっています。それから実家の防水も検討しなくてはいけないし、賃貸に出している家の外壁もそろそろかな。なので藤井さんには今後もお世話になります」
M様と朝日住宅リフォームのお付き合いはこの先も末永いものとなりそうです。