パリのアパルトマンを感じる暮らし|事例詳細|LinoLife(リノライフ)|朝日住宅リフォームのリノベーション | 朝日住宅リフォーム

Case01

パリのアパルトマンを感じる暮らし

以前お住まいだったパリのアパルトマンのイメージでつくりあげたリビング。低かった天井は躯体のコンクリートをあらわにすることで開放感を出しました。天井から吊るした丸いアンティーク照明が天井に幻想的な影をつくりだし、お部屋の雰囲気を高めてくれています。

壁や天井はペンキを塗り、床はオークの無垢フローリングを張りました。また、世界観を損ねないようスチール製の窓サッシを黒く塗装するなど細部までこだわり空間をつくり上げています。

リビングと隣り合うベッドルームの間仕切りにはフランスの住宅のテラスに設置されていたというアンティークの格子戸を取り付けました。開口部を広く取ったため、両開きの扉を開け放つと開放感が出ます。ベッド上部や窓側の壁にはニッチを造ったことで空間に立体的な表情が生まれました。

使い勝手の良いステンレスをベースとしたキッチンは、クリナップやIKEAなどバラバラのパーツをカスタムで造り上げました。

バスルームは浴槽と洗面を一つの空間にまとめ、シャワーを浴槽内に付けるなど海外スタイルで仕上げました。また、バスタブの外の床はレンガ敷きに。真っ白なタイル壁と相まってアンニュイな雰囲気を感じさせます。バスタブや水栓はドイツ製のものを採用しました。

玄関からすでに異国情緒あふれる空間が広がっています。玄関扉が内開きのため、上がり框をナナメにし不便を解消しました。

日本のマンションでパリの住まいを再現

約30年暮らしていたパリを離れ、日本に戻ってきたI様。
築100年を超えるような建物が主流のパリに比べ、日本の建物はどれもチープに感じられたというI様が日本での住まいに選んだのは築57年のヴィンテージマンションでした。
構造はしっかりとしており、丁寧に造られている感じがするものの、海外の住宅に比べて天井が低く圧迫感を感じる空間だったため、天井を直天井にすることで高さを確保し開放感を出しました。
室内はプラスチックや合板、クロスなどの人工感の強い素材はなるべく使わず、フランスのアンティーク建具などを取り入れ、パリのアパルトマンさながらのお住まいとなりました。

Room Plan プラン

Before

和室を含む1LDKの間取り。キッチンは壁に沿ってI型のシステムキッチンが設置されていました。

After

一度スケルトン状態にし、間取りを再構築。居室は洋室に変更、バスルームと洗面スペースを一体の空間にして海外スタイルに。

Outline お住まいデータ

間取り

1LDK

築年数

57年

工事面積

45.5㎡

工期

40日間

所在地

東京都

Pick Up 想いを形に。こだわりのポイント

フランス空間へ誘う扉たち

I様邸で使われている扉はどれも本場フランスのユーズド品。フランスの住宅ではポピュラーな木製扉をはじめ、以前パリで管理人室のドアとして使われていたというアイアンの飾り格子が付いた重厚な扉や、住宅とテラスをつなぐ間仕切りとして使われていた両開きの格子扉など、一つ一つがデザイン性に富んでいてドラマチック。訪れた人を一瞬でフランスに誘ってくれる扉たちです。
また、I様自ら浴室ドアのペンキを塗ったり、逆にリビングドアは塗装を剥がすなどアレンジを行いイメージに近づけていきました。

使う素材は本物だけを

I様は素材に対して徹底したこだわりをお持ちでした。それは「本物を使うこと」。フランス人はプラスチックを嫌い、人工物よりも石や木など本物の素材が好まれるそうで、I様も日本の住宅で普及しているような合板フローリングやビニルクロスなどは使わないことを希望されていました。そこで床は無垢フローリングやレンガ、壁はペンキやタイルで仕上げたことでチープさやイミテーション感のない”本物の空間”が完成しました。

仕事スペースの気持ち良さを軸に配置を考える

以前キッチンがあったスペースはI様の書斎スペースに。ご自宅でお仕事をすることも多いI様はサンルーム横の気持ちの良いスペースにデスクを置くことをまず希望されていました。そこで書斎スペースをまず配置し、それを軸にキッチンの配置を検討しました。
キッチンはリビング入口のすぐ隣にL字型に並べ、冷蔵庫はリビングスペースとの間に小さな壁をつくり設置しています。壁を設けたことで見せたくない冷蔵庫の背面や電化製品特有の質感を隠すことができました。

Owner Interview お客様インタビュー

オーナーのI様にリノベーションのきっかけやお住まいに対する想いをお伺いしました。

―長年フランスで暮らしていたI様が日本でリノベーションに踏み切った経緯を教えてください。

I様 :

これまでパリに30年ほど住んでいて、その前は6年ニューヨークにいました。日本にいる高齢の母の面倒を見るために帰ってきたので、住むところを見つけなくちゃいけなくて。でも、日本の建物ってフランスと比べてペラペラなの。向こうって全部が石とかで出来ているきちんとした建物なんだけど、日本のマンションはどうも手を抜いて作られている感じがして、こんな建物に高いお金を出したくないなぁと思って、安い物件で、でも気持ち良さを感じる住まいを探しました。このマンションは築60年だけど、すごく丁寧に造られているところが気に入って購入しました。無骨な印象だけど、小津安二郎の作品に出てくるような昭和のいいものが感じられた。気持ちのよい、本物の建物だったんです。

―リノベーションのこだわりを教えてください。

I様 :

私、人工物が好きじゃないんです。だから床や壁なんかも”見ていて気持ちがいいな”と思うものを選ぶようにしました。毎日住むんだから、リノベーションではそれが一番大事だと思う。家って絶対そんなに簡単に変えられないんだから、ちょっと金額がかかったとしても、気持ちいいものを選ぶべきだと思う。

I様 :
あと今回はドアがキーポイントなの。ドアがパリと同じだとなんとなく落ち着くというか。だからドアは全部フランスで使われていたドアを探して買いました。ちなみに、この廊下とリビングの間のドアは、パリでは建物の入口部分のコンシェルジュがいるところのドアなの。誰か来た時に、コンシェルジュがガラスを空けて、「どなたですか」って聞くんです。本物のオークのドアで、元は白く塗装されていたんだけど、塗装がない方がいいと思って私が全部削ったの。美しいドアよね。やっぱりこれがパリの仕事。だからなんかね、このドアがあるとパリの風情を思い起こさせてホッとするの。

―リノベーションで何が一番大変でしたか。

I様 :

うーん、やっぱりバスルームかしら。お風呂が狭くて居心地が悪いっていうのは絶対に耐えられないと思ったから、バスルームについては随分無理を言いました。フランスでは洗面とお風呂が同じ空間にあるのだけど、ここはバスルームが狭いから、パリにいるときみたいなバスルームにするにはどうするか、とかね。だからトイレの壁を少しずらしてもらって、スペースを確保しました。バスタブだって絶対160cmないと嫌だって言って入れてもらって。狭い部屋をなんとか引き延ばしてもらった感じです。

―実際に暮らしてみていかがですか。

I様 :

居心地がいいです。本当にパリの家をこっちにって感じで。パリの友人に写真を見せたら「よく日本でそんなにパリを再現できたね」って言われました。パリの友人が来てもみんな「本当に居心地がいい」って言います。来て居心地がいいな、ゆったりできるなって思うと人ってリラックスしていろんなことを話すんですよ。だから場所って本当に大事。

I様 :

本当に日本に何十年ぶりかで住むのには怖さがあったけど、住むところがきちんとしていれば守られているような感じがして。だから、リノベーションがきちっとできたというのは本当ラッキーでした。宝物を作ってくれてありがとうございました。

Before After ビフォーアフター

ベッドルーム

Before

昔ながらの和室でした。

After

襖があった廊下側には壁を造り、お部屋を和室から洋室に変更しました。壁に凹凸を造りニッチとして利用できるようにしています。

バスルーム&パウダールーム

Before

リフォーム前のお風呂はユニットバスでした。

After

ドイツ製の水栓やバスタブを置いて海外スタイルのバスルーム&パウダールームに。真っ白な空間に床のテラコッタタイルが鮮やかです。

トイレ

Before

ベージュ系のトーンでまとめられたトイレでした。

After

「フランスの田舎風」とI様が表現するトイレ。床はバスルームと同じテラコッタタイルを敷き詰めました。壁はペールブルーのペンキで塗装しています。

玄関~廊下

Before

年代感を感じる玄関。

After

インパクト大な釣り鐘型の玄関照明をはじめ、フランス製のアンティークドアなど、玄関から既に日本とは思えない空間が広がっています。

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